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アロルディス・チャップマン

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アロルディス・チャップマン・デ・ラ・クルス（Aroldis Chapman de la Cruz , 1987年9月11日 - ）は、キューバの野球選手。キューバ国内リーグ "セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル" のオルギンに所属している。投手、左投。身長193cm、体重81kg。当初ボクサー志望の変り種で、一塁手を経て投手へ転向。しかし大きな注目を浴びる投手ではなく、2005年ジュニア世代のリーグ戦において、対戦相手が同世代だけであるのに　2勝6敗　防御率4.27　という程度の成績であった。しかしその後の二年弱の間に周囲も目を疑うような急成長を遂げ、2005-06シーズンの国内リーグ出場、二年目となった2006-07シーズンには規定投球回数不足ながらリーグ最多奪三振に輝き、選考合宿を経てA代表で2007年パンアメリカ大会と台湾ワールドカップの代表にまで登りつめてしまった。そして台湾ワールドカップでも、大会最優秀左投手に輝いた。一方、2007-08シーズンは好調・不調のはっきりした投球ぶりを示し、トータルとしては前年を下回る成績に終わった。とはいえ、被打率や与四球率などは前年の内容より改善しており、経験を積むことで成績の安定を期待できる内容となっている。武器は切れのいいスライダーに織り交ぜる、最高99マイルの豪速球。今後はキューバ球界においてマエルス・ロドリゲス以来となる100マイルを記録するかが注目されている。生年月日は1988年2月28日というデータもあるが、半年程度の故意のサバ読みに利益があるとは思えないため、どちらかのデータが他選手のものと取り違えただけと考えられる。